『あなた、そこにいてくれますか』タイムトラベルものは夢オチで終わるべきだ。
悪くないけど、悪くない止まりな感じ。
最近夢見る心をどこかに置き忘れてきたせいか、ファンタジーな話を受け付けなくなっている。
このタイムトラベルものも、ファンタジー要素が強い。古式ゆかしい一本道方式で、過去に介入してぐいぐい現在が変わっていく。
気軽に見るぶんには楽しめるけど、どうにもお気楽すぎて心にくるものがなかった。
良い時間旅行ものは、夢オチでも成立する構造を持っていると思う。結局はタイムトラベルなんてものは存在しないのだから、観客が最大限に共感できるのは、過去を振り返って、現在を省みる、というのが思弁的物語の限界だと思うのだ。
本作は、けっこう大胆に書き換えるので、まあちょっとエンタメ止まりで心に残る傑作とはいかない。
よくよく考えてみると、なんで最初に過去に戻ったのかピンとこない。娘がいるから過去は変えられない。この時点で、なんか脚本の要請にしたがって過去に戻っているように見えてしまった。
やはり、書くハードルを下げるのが肝要だ。
あまり、クオリティを気にしすぎては、第一歩さえ踏み出せない。リーン・スタートアップ――小さく踏み出し徐々に改良していくスタイルで進歩してきたいな、と思う。
まあ、そこから大成できるほどの大志がないのも問題だけれど、なにかやっているうちに身につくかもしれないし。
どうやっていこうか。
とりあえず、そこそこちゃんとするエリアと、ホワイトボードみたくアイデア書き殴り場を分けて運用していくのがいいかもしれない。
ってことで、ここをゴミ捨て場とする。
テスト投稿
テスト投稿など、意味はない。最初から、自分のアイデンティティを示すようなセンスの尖った記事を書くべきだ。
しかし、リーンスタートアップという言葉もある。とりあえず始めてしまって、あとから改善していくという事業方針だ。
しかし、それは根幹の部分に魅力が備わっている前提でのことだ。こんなとっ散らかった文章を手始めに投稿するブログの常連に成るなどと、誰が考えるだろうか。
でも、投稿しないことには読むものがないのだ。もし砂漠の荒れ地でスマホが壊れて、なぜかこのブログしか表示されないという事になったら、ある程度の読み物がなくては可愛そうだ。
頑張ろう。